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Listening
テイクオフ(ミーゴス)追悼
ラップグループ・ミーゴス(Migos)のラッパー、テイクオフ(Takeoff)が、11月1日未明に射殺された。この事件を受けて、急遽、日々ヒップホップを聴いて過ごしてきた3名のライターが、テイクオフに捧げる追悼小論を書いた。銃撃の繰り返されるヒップホップ業界と銃社会アメリカの関係から〈暴力〉を考え始めるために。 -
未分類
【断章まとめ】孤独論
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Listening
Skaaiを見上げる:ある院卒ファンのヒップホップヘッズ試論
一人の若きラップスタア Skaaiの活躍を見守りながら、筆者は彼と同じ大学院卒の身として、自身のヒップホップファンとしてのあり方を問い直すこととなる。善いヒップホップヘッズとは何なのか? ささやかなエールと共に送るヘッズ論! -
Watching
映画の時間 其の二:映画と身体のミザンセン
「映画の時間」に関するイサクの応答への返信。映画的時間と身体的時間を媒介する視座として、映画における空間の編成(ミザンセン)が「映画の時間」に及ぼす影響を思考する。思考の素材は、マイク・ミルズ監督『カモン カモン』(2022年)。 -
Talking
アンチ・デモクラシー・デモテープ Vol.3
そこら中に変態的な監視宣告ポスターが張り出されている昨今。皮肉な気持ちは、もはや紙とペンに向かうしかない。そうして民主主義を挑発するかのように書き連ねられていった膨大な断章群から、ほんの一部を選んであらたに並べなおしたものを、「デモテープ」というタイトルでここに公開! -
Talking
男子テニスにおけるプレースタイルの変遷
個人種目であるテニスの魅力の一つは、多様なプレースタイルにある。その長い歴史の中で、プレースタイルはどのように変遷してきたのか。どのようなスタイルが時代を変えてきたのか。現代テニス史を紐解く、【テニス中級編】。 -
Watching
怒るべきものの乱反射:高橋ヨシキ監督『激怒』考察
高橋ヨシキによる企画・脚本・監督の映画『激怒』。怒らなければならないことが随分多いこの世界で、僕らはどのように〈怒り〉を獲得することができるのか? 何に〈怒り〉を向けるべきなのか? 監督が描く〈怒り〉の感度に関心を向けつつ、本作の問題点とともに考察した怒れる者たちのための評論! ※ネタバレ注意 -
Watching
映画的時間についてのいくらかの註解
まひろによって執筆された記事「映画の時間:押井守の映画論から考える映画的快楽」への応答として、思いつくままに書かれた注解。映画的時間を身体的時間として捉え、画面への〈陶酔〉と動き回る〈思考〉の様子を論じた映画体験エッセイ。 -
Walking
都市空間のための三つのスケッチ
街歩きが好きな二人のライターの共作である本記事は、普段の都市歩きのなかから、彼らがふとしたときに考えたこと、気づいたことを集めてきた断章群だ。都市空間を、私たちにとってより充実したイメージ空間にするための、ある種のレッスンとして、この記事を読んでみたいと思う。 -
Talking
テニスと政治:今年のウィンブルドン反省会【後篇】
今年のウィンブルドンが閉幕してから一か月。コロナ禍とウクライナ戦争がともに終わりを見せない世界で、ウィンブルドンはどのように開かれたのだろうか? テニス好きの二人が語る今年のウィンブルドン男子シングルスの反省会。後編。