祖父江隆文– tag –
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Watching
攪乱の果てにあるもの:映画『女神の継承』考察
7月末から日本で公開されているタイのホラー映画『女神の継承』(2021年)は、ある地域の山地社会を覗くのに留まらない時間を観る者に提供する。本作が銘打つ「新しいホラー体験」を恐怖と混乱の中から探っていくための一考察。※ネタバレ注意。 -
Listening
テイクオフ(ミーゴス)追悼
ラップグループ・ミーゴス(Migos)のラッパー、テイクオフ(Takeoff)が、11月1日未明に射殺された。この事件を受けて、急遽、日々ヒップホップを聴いて過ごしてきた3名のライターが、テイクオフに捧げる追悼小論を書いた。銃撃の繰り返されるヒップホップ業界と銃社会アメリカの関係から〈暴力〉を考え始めるために。 -
Walking
過去と歩く:ウェブ地図探訪(川崎・夜光)
街を歩く時に多くの情報を与えてくれる地図。本記事ではそうした地図の中でも、利用者の視点を過去へと向けさせる二つのウェブ地図を、事例を交えつつ紹介。単なる現在地の確認や店のチェックに留まらない、街歩きをより楽しむための地図との付き合い方を考える。 -
Talking
生を照らし出すカンボジア
筆者はこれまでに滞在してきたカンボジアで、そこでの人々の暮らしのみならず、この世界の様々な事柄についての思考を巡らせてきた。その地点から、筆者は自らの生へと眼を向け始める。生い立ちを時系列的に記す方法では見出せない自伝的経験のある側面がそこに現れる。 -
Viewing
蛇神が都市を睨む時
プノンペン滞在中に筆者が出会った、ある廃墟に描かれたグラフィティ。それは、カンボジアのストリート・カルチャー、そして酷烈な社会の現況を照らし出す作品であった。ストリート・アートから切り込む、変化著しい都市へのアプローチ。 -
Listening
灯火のカンボジアン・ラップ〔後編〕
近年、困難な社会状況に置かれてきた、カンボジアに生きる2人のラッパー。その地点からヒップ・ホップを通して我々に訴えかけるものは何か。そして、彼らのメッセージの行く先とは? 異国の音楽を通してみる現代社会批評・後篇。 -
Listening
灯火のカンボジアン・ラップ〔前編〕
近年、困難な社会状況に置かれてきた、カンボジアに生きる2人のラッパー。その地点からヒップ・ホップを通して我々に訴えかけるものは何か。そして、彼らのメッセージの行く先とは? 異国の音楽を通してみる現代社会批評・前篇。
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