写真集紹介– tag –
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写真集紹介:牛腸茂雄『SELF AND OTHERS』
コロナ禍であらゆるシーンにリモートが浸透した現在、あらためて対人関係の重要さや問題点が話題になっている。人間関係のもっとも基礎となる「自己と他者」について、自らの生をかけて探求した写真家がいた。『SELF AND OTHERS(自己と他者)』と題された一冊の写真集を前に、私たちは何を感じることができるのか。 -
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写真集紹介:奥山由之『Los Angeles / San Francisco』
夏が来ると、旅に出たくなる。旅先での新たな発見は、これまでの自分を僅かばかり変化させる。夏は刺激を求める季節なのだ。コロナ禍で旅行業界ではオンラインツアーなるものが活況を呈したが、自宅に居ながら経験できる旅といえば、写真集の右に出るものはない。 -
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写真集紹介:Amani Willett『A Parallel Road』
アメリカンドリームの体現として、人びとを魅了してきた「ロードトリップ」。だが、移動の自由を獲得した先に待っていたのは、人種間による全く異なる経験だった。今なお続く黒人への構造的暴力を「アートの語法を利用して」問う一冊を目の前に、ドキュメンタリーの可能性を考える。 -
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写真集紹介:古屋誠一『Memoires』
異国の地で出会い、7年間共に過ごした妻・クリスティーネは自ら命を絶った。写真家・古屋誠一が妻の死の4年後に発表した『Memoires 1978-1988』(Camera Austria、 1989年)。そこから続く「メモワール」シリーズは、その死を問い続ける。写真の中のクリスティーネに、われわれはいかなる眼差しを向け、何を感じることが出来るのか?
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