黒岩漠– tag –
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旅人の技術十ヵ条
民俗学者・宮本常一が、自伝『民俗学の旅』(1978年)のなかで語った父の言葉。それは、〈経験〉によって培われた貴重な教えであった。現在に生きる私たちは、それをどのように受け取ることができるのか? 宮本の父の言葉から〈経験〉の行方へと目を向ける、歴史的思考。 -
読むことへの滞留
〈読む〉とは何か? それはいかなるかたちで僕らの生に介入してくるのか? 1945年に生まれた市村弘正の自伝的考察『読むという生き方』(平凡社、2003年)は、〈読まれてきたもの〉と〈生きられてきたこと〉が交差する様を示す。年長者の残した貴重な考察に対する自伝的評論による応答!
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