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Walking
ヨハネスブルグのクリスマス
南アフリカのヨハネスブルグに暮らす筆者は、2021年のクリスマスイブを黒人居住地区で過ごすことになる。そこの住民たちは、どのようなクリスマスイブを送るのだろうか? 彼らにとっての、なんてことのない、しかしちょっと特別な一日をつづる、静かであたたかい紀行文。 -
Watching
ディズニー・リゾートのすぐ外で
家族とは何か? 子どもにとって世界とは何か? ショーン・ベイカー監督『フロリダ・プロジェクト』(2017年)は、著しい貧困状態へと陥った若いシングルマザーとその娘を、独特な視点から描き出す。大人とは異なる、子どもの世界のあり方を考える評論。 -
Talking
撤去されるゴミ箱に詰め込まれている、この世の問題
私たちの住む街には、どうもゴミ箱が少なすぎやしないだろうか? コンビニに捨てに行くか、そうでもなければカバンやポケットに詰め込むか。そんな日々を生きてはいないだろうか? 公共のゴミ箱の少なさに現出している問題を取り上げ、あるべき路上を考える、ゴミ箱へのラブレター! -
Listening
エミネムとヒッチコック
いまから一年前の2020年1月に、エミネムが突如として発表した新作アルバム『Music To Be Murdered By』は、アルフレッド・ヒッチコックの作品、ないし彼のイメージそのものをモチーフにした作品だった。エミネムとヒッチコックという二人のアーティストの関係から、エンターテイメントを考える。 -
Viewing
被写体の鳥たち:写真集『フクロウ URAL OWL』の魅力
宮崎学の写真集『フクロウ URAL OWL』(1989年)は、フクロウという繊細で雄大な野鳥の魅力を最大限に引き出した傑作である。しかし同時に、最近の野鳥写真界隈は撮影することの困難に向かい合っている。これからの野鳥撮影はどうなるか、野鳥撮影の歴史にも触れつつ考える。 -
Talking
コロナ禍の都市・断章
数多くの問題を、繰り返し私たちの前に投げかけてくるコロナ禍のもとで、筆者は、そこで考えたことを一つひとつメモに取っていった。本記事は、そのなかからいくつかを選んで断章形式に並べたものである。コロナ禍に起動させるべき政治的思考のあり方を求めて。 -
Reading
『海獣の子供』における証言の機能
五十嵐大介による漫画『海獣の子供』には、物語の合間に「海に纏わる証言」がいくつも挿入されている。こうした挿話がもつ役割とはなにか?民俗学における民話や伝承、そして近代科学の限界に挑戦した19世紀末の知の営みにも言及しながら、この作品における証言の機能に迫る! -
Watching
大人になるための〈別れ〉
1999年の短編映画『デジモンアドベンチャー』と2020年公開の『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』を取り上げる本評は、大人になるために必要とされる〈別れ〉の契機が現代において帯びた困難な側面に光を当てる。私たちは、どのようにして「大人」になることができるのか? -
Listening
灯火のカンボジアン・ラップ〔後編〕
近年、困難な社会状況に置かれてきた、カンボジアに生きる2人のラッパー。その地点からヒップ・ホップを通して我々に訴えかけるものは何か。そして、彼らのメッセージの行く先とは? 異国の音楽を通してみる現代社会批評・後篇。 -
Listening
灯火のカンボジアン・ラップ〔前編〕
近年、困難な社会状況に置かれてきた、カンボジアに生きる2人のラッパー。その地点からヒップ・ホップを通して我々に訴えかけるものは何か。そして、彼らのメッセージの行く先とは? 異国の音楽を通してみる現代社会批評・前篇。
