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Watching
「秩序」の檻と「自由」:『聖剣伝説LEGEND OF MANA』について
人生には何度も繰返しプレイすることになるゲームというものがある。1999年に発売された『聖剣伝説LEGEND OF MANA』をこれまで幾度となく周回してきた筆者は、ほとんど自分のあり方を規定するような〈教え〉をそのなかで獲得していった。ゲームから思想を読む! -
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『海獣の子供』に巻き込まれるという体験
五十嵐大介による漫画『海獣の子供』および同名映画化作品が描く「誕生祭」とはなにか? 人間はそこでどうなってしまうのか? 作者・五十嵐が参考にしたある詩の描く光景も含めて、「誕生祭」のもつ魅力と可能性を徹底考察! -
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カヤバの心
ふとしたきっかけで、東京は中央区・茅場町(かやばちょう)のとある居酒屋を訪れることになった筆者。「明日は仕事もお休みだ!」――そうして訪ねた怪しげな赤提灯の先、酒で顔を赤らめながら堪能したディープな茅場町の酒場の光景を描く短篇エスノグラフィ。 -
Listening
Rapper’s Delight:Nas
これからヒップホップを聴いていきたいという方向けに、ラッパーの経歴やおすすめアルバム、面白エピソードを紹介する連載企画、Rapper’s Delight。第一回目となる本記事では、数々のアルバムを世に出し、いまなお第一線で活躍するニューヨークの「生ける伝説」、ナズを取りあげる。 -
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鍵っ子一郎の夢世界
1969年に公開されたゴジラ映画、本多猪四郎監督『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』は、怪獣映画の斜陽のなか低予算で撮られ、内容もいまだ決して評価の高い作品ではない。しかし、筆者は、この作品にこそ怪獣映画の魂を見出していく。怪獣と孤独な子どもへの愛おしみを込めて。 -
Talking
歌舞伎町の東急:再開発の裏にある道理
歌舞伎町に新たに建たんとしている摩天楼「新宿TOKYU MILANO」。戦後、歌舞伎町に東急が入ってきた歴史を振り返りながら、この摩天楼の影に隠れる再開発の価値を問う! -
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旅人の技術十ヵ条
民俗学者・宮本常一が、自伝『民俗学の旅』(1978年)のなかで語った父の言葉。それは、〈経験〉によって培われた貴重な教えであった。現在に生きる私たちは、それをどのように受け取ることができるのか? 宮本の父の言葉から〈経験〉の行方へと目を向ける、歴史的思考。 -
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写真集紹介:古屋誠一『Memoires』
異国の地で出会い、7年間共に過ごした妻・クリスティーネは自ら命を絶った。写真家・古屋誠一が妻の死の4年後に発表した『Memoires 1978-1988』(Camera Austria、 1989年)。そこから続く「メモワール」シリーズは、その死を問い続ける。写真の中のクリスティーネに、われわれはいかなる眼差しを向け、何を感じることが出来るのか? -
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20世紀の天使たち〔後篇〕
ヴィム・ヴェンダース監督『ベルリン・天使の詩』からは、20世紀のやつれた天使たちの姿が浮かびあがる。私たちが生きるこの時代のなかで、〈天使〉はどのようにイメージされうるのだろうか? 〈天使〉を探す、私たちのための後編。 -
Talking
ネジが批評眼を持つとき
本記事は、二つの部分から成っていると言ってよい。就職活動のなかで、若者が「社会」によって強いられる悪しき状況についての考察である前半と、現代における〈批評〉の可能性を特定しようとする後半と、である。読者がその二つを交差させるとき、見えてくるものとは何か?
